MJビジネス 2020年6月号


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ネットワークサービス、オフィス構築などKDDIMyanmar▲ネット回線からPC購入、さらに家具からICT機器の設定まで、オフィス構築のワンストップサービスを手がける▲新型コロナウイルスの影響で求められる働き方改革。ここミャンマーでもRPAを導入する日も近いかもしれない日本を代表する通信事業会社RPAやリモートワークも注力▲経験を積んだスキルの高いエンジニアも複数在籍。RPAのプログラマーやデザイナーもおり、守備範囲が非常に広い日本を代表する大手通信事業会社KDDI。2013年にミャンマー進出を果たし、延べ500社以上の企業にサービスを提供、着実に事業を拡大してきた。得意領域はオフィス内のIT環境整備で、多くの政府機関や大企業が導入、高い信頼性を保証するシスコゴールドパートナーの認定を受けるミャンマー唯一の日系企業でもある。施工範囲は、インターネット回線やIT機器類だけではない。社内にインテリアデザイナーもおり、内装デザイン・施工、什器やセキュリティ装置の設置といったオフィスに不可欠な環境を“ワンストップ”で提供する。また、停電が許されない医療現場といった場所では、ジェネレーターからスタビライザー、UPSの工事も請け負い、顧客の事業開始までを“丸抱え”でサポートできるのが強み。「ネット回線やPC購入といったよろず屋的な業務から、100人規模のオフィス構築まで対応します」と話す芝MD。ITの先進企業だけに、現在主流となっているリモートワークも得意領域。「非常に問い合わせが増えました」と芝MDは語り、「セキュリティ対策をしっかり施したPCやソフトウェアの提供はもちろんのこと、導入時には本社IT部門と直接連携し、導入完了まできっちりサポートします」と心強い。また、昨年からサービスを開始したRPAも手応えを掴みはじめている。RPAとは、単純作業をロボットが替わりに作業するプログラミングツールであり、自動化の一種。「発注や運用の単純入力作業、経理部の請求書処理など日々の単純作業を自動化したいという声が多くありました」とRPAの販売支援を担当する鴻谷氏。アフターコロナの社会では、省人化が進むとされ、こうしたサービスにも注目したい。世界に100拠点以上を有するため、他国の現法からミャンマーに進出する際も同じ環境設定を用意できるなど、大手ならでは連携力も特筆すべき。日本人営業10人というサポート体制、案件を増やしてきたティラワ経済特区ではエンジニア4人を常時配置するなど、盤石の布陣を敷く。大規模商業施設やホテルといった大型プロジェクトでも昨年から受注を重ね、十分実績は積み上がり、今後ミャンマーにおける同社のさらなる活躍から目が離せない。大手ならではの信頼性、ベンチャーのような小回りの効く親切・丁寧なサポート、そして絶対的な安心感を担保する製品を提供する同社。オフィス構築において、これほど心強い味方はいない。◀「リモートワーク、RPAまた実オフィスに関することなど、何でも弊社に丸投げしていただきたい」と話す芝MD(右)と営業担当の鴻谷氏10Jun2020E-mailAddressURLTelephone01-3879-16〜1810thFl.,LaPyaytWunPlaza,No.37AlanpyaPagodaRd.,DagonTsp.,Yangonhttps://mm.kddi.com/jasalesj@kddimm.com


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