MJビジネス 2020年6月号


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ハードウェア販売、保守サービスFUJITSUYANGONBRANCH▲現地にエンジニアや保守部品を抱えていることが、ミャンマーでの富士通サーバーの大きな強みと評価するKMDのZaw氏▲ODA案件で大規模なシステム構築と保守を行う一方、市場のニーズに合ったベーシックな製品も提供している日本を代表する最先端IT企業ハードとサポートで安心を提供▲サーバー同様に、パソコンも日本製を販売。世界最軽量のノートPCは、特に日系企業からの注文が多い2014年にヤンゴン支店を開設した富士通。ミャンマーとの関わりは深く、1958年、政府向けの共電式交換機輸出に始まり、12年には大和総研、KDDIと共に中央銀行へクラウド型コンピュータ環境を導入するなど、この国の成長を支援してきた。日本国内ではシステム構築からAIまでの開発・販売を行う最先端企業ではあるものの、高度産業もまだまだ少なく、発展途上のミャンマーでは、ITにおいて基礎的な事業に注力している。「日系企業へのサーバーやストレージ、パソコンなどのハードウェア販売が主です。この国のニーズに合った製品を提案し、サポートを強化しています」と語るのは、営業担当の田畑マネージャー。サーバーは日本でシェアNo.1の機器を取り扱い、顧客のニーズに合わせて十数万円のエントリーモデルから数百万のハイエンドモデルまでをえる。販売は日系およびローカルの販売パートナーに任せ、輸入の調整やアフターケアに特化してきた。また、DELLやHPなどの競合は、サポートを代理店に任せているものの、富士通では社員が直接現場に行くことで、迅速かつ的確なサポートを行う。さらにヤンゴン市内にサーバー保守部品の倉庫を持っているため迅速対応が可能。他メーカーの場合、多くはタイやシンガポールから輸入するため自ずと時間がかかってしまい、こうした点も強みとなっている。オンサイト保守サービスを申し込めば、スタッフが即日ないし翌日までに現場へ赴き、メンテナンスを行う。2010年よりミャンマーで富士通サーバーを販売してきたKMDのZawHlaingBwa氏は「耐久性と性能に優れ、メーカーの技術者による直接の保守まで受けられるサーバーは富士通以外になく、重要なシステムにこそ適している」と太鼓判を押す。さらに昨年より日本から直接ハードウェアの輸入を開始し、従来と比べて約3割のコストダウンと短納期を実現した。「富士通の製品・サービスの高い評価を、価格面にも適用することができました」と田畑マネージャー。世界屈指のハード・ソフトの品質と価格競争力、強固なアフターサービスという武器を手にし、「ようやく体制が整いました」と胸を張る田畑氏。世界有数のテクノロジー企業からサービスを受けられるのは、ミャンマーで事業を行ううえで心強いのは言うまでもない。◀「サーバーの導入により、顧客システムの導入・保守を通じて、ビジネスの拡大に寄与できるのがうれしいです」と田畑氏Telephone01-382-710(ext.30811)Room308,3rdFl.,PrimeHillBusinessSquare,No.60ShwedagonPagodaRd.,DagonTsp.,Yangonwww.fujitsu.comfygn_sales@fujitsu.com※COVID19対応によるテレワーク中のため、メールのみ問い合わせ可能(5月8日時点)AddressURLE-mailJun20209


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