MJビジネス 2020年6月号


>> P.11

ICT管理、施設事業、オフショア開発などICTStarGroupMyanmar▲エンパワードオフィスでは、効率性を上げ、生産性の向上に寄与。未来のオフィスがミャンマーでも実現可能に▲リモートワークにより、ミャンマーも働き方改革が進むとされている。先進的な同社の豊富な知見を生かしてほしいZoomのミャンマー総代理店先進的リモートワークを実現▲今や誰もが知ることとなったZoom。同社はミャンマーの総代理店を務め、サポートを行う。300人の会議にも対応2016年、NECグループの通信工事およびシステムインテグレーションを行うNECネッツエスアイと合弁で立ち上げたICTStarGroupMyanmar(以下ISGM)。事業領域はオフィス構築、ソフトウェア開発、ネットワーク設備やプロジェクト管理などのICT全般と幅広い。日本で長年に渡りICT事業に携わってきた京氏がMDを務め、約300名のスタッフが精力的に従事している。同社が注力するサービスの一つが「EmpoweredOffice」(エンパワードオフィス)。これはICTを活用しながら、オフィスの無駄を徹底的に排除し、仕事をしやすい動線を確保しながら作業効率の向上を目指すというもの。オフィスを仕切る“壁”を取り払い、オープンなフロアでコミュニケーションを促し、見える化を採用。ミーティングルームをガラス張りにし、どこで誰が何をしているかも一目でわかる設計となっている。勤怠管理では顔認証を導入し、IDカードも併用することで高いセキュリティと不正を防止、残業などの給与計算も自動的に行う。さらに常時接続のテレビ電話で東京オフィスとの連携を強め、オンタイムでのやり取りも可能とし、まさに未来型オフィスを実現した。現在推し進めているのが、新型コロナウイルスの影響により、すでに一般化しているリモートワーク。同社では、今や誰もが知るクラウドを利用したWeb会議サービス「Zoom」の総代理店を務め、有料サービスのサポートも行う。有料のメリットは、時間制限なし、100人以上のミーティングが可能といったことで、ビジネスにおいての優位性が高い。「セキュアなクラウドを導入し、ルール化をすることで、安定的な事業が可能となります。スマホでチェックインし、勤怠管理からその日のTodo報告、日報といったことも容易です」と京MD。同社ではさらなるサービス向上のため、今年3月に神奈川県川崎市に支店を設立。日本でのオンショアとミャンマーでのオフショア双方を提供することで、顧客への迅速な対応が可能になり、ビジネス拡大を図っていく。物理的な実際のオフィス、そしてリモートによるバーチャルオフィス。双方を高いレベルで提案ができ、ミャンマーのNo.1IT企業を目指すその志は、すでに現実味を帯びている。◀「我が社ではほぼ100パーセント、リモートワークへの対応ができています。綿密なルール化が大切です」と話す京MDAddressTelephone01-5580-15/09-4480-15407(京)10thFl.,KantharyarOfficeTower,CornerofKanTharRd.&UAungMeatRd.,MingalarTaungNyutTsp.,Yangonwww.isgm2.cominfo@isgm2.comURLE-mailJun202011


<< | < | > | >>