MJビジネス 2020年6月号


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84第回このコーナーでは、MYANMARJAPON代表の永杉が毎回、ミャンマーの第一線で活躍するリーダーと対談し、“現代ミャンマー”の実相に迫ります。MYANMARJAPONCO.,LTD.CEO永杉豊CapitalTaiyoLifeInsurance,Ltd.CEOヤン・パイン【今回のテーマ】太陽生命とのジョイントベンチャー民間参入はわずか8年前後発だが伸びしろは大きい永杉本日は太陽生命とのジョイントベンチャーCapitalTaiyoLifeInsuranceのCEOである、ヤン・パインさんにお話を伺います。早速ですが、ミャンマー保険市場の概況を教えてください。ヤンミャンマーにおいて民間保険会社への市場開放が行われたのは2012年です。当社の前身であるCapitalLifeInsuranceは、その翌年に設立されました。そして日本の皆さんもご存知の通り、外国企業の保険分野への開放が行われたのが2019年と、ミャンマーの保険業界はアジア全体をみても後発のマーケットです。しかし、スタートは遅かったものの、ポテンシャルが極めて高い市場と言われています。一般的に保険業が大きく成長し始めるのはGDPがUSD2,000~2,500に達する頃と言われていますが、現在のミャンマーはUSD1,500程度で、この数字に近づきつつあります。また、5,000万人といCapitalTaiyoLifeInsurance,Ltd.CEOMr.YanPaingヤン・パイン14Jun2020ヤンゴン生まれ。アメリカで学士号取得後に帰国。ミャンマー最大のコングロマリットであるCapitalDiamondStarGroupにて、マネジメントや事業開発を担当する。2013年、保険市場の民間への開放を受けて設立されたCapitalLifeInsuranceLtd.で共同設立者兼MDに着任。2019年に太陽生命と合併し現職。ミャンマー保険協会(MIA)の中央執行委員などの要職も務める。


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